VMware Fusion上のSolaris10で日本語入力

Solaris10は日本語入力にATOKを用いている。VMware Fusionデフォルトでは、起動の仕方に悩むことになる。ホストOSであるMacで日本語変換をすることができず、Solaris側のATOKを使用する必要がある。VMware Fusionの環境設定とSolarisのキーマップを設定することで、Macの、「かな」キーでSolaris10ATOKをON/OFFできるようにする。 1. Mac側のキー設定変更 VMware Fusionの環境設定において、Solarisで使用しているキーとマウスのプロファイルで、「ひらがな」キーを押したらHenkanとなるようマップを変更する。 2. Solaris側のキー設定変更 ホームディレクトリに.Xmodmapというファイルを準備する。 中身は、以下のように記述する。
keycode 138 = Henkan_Mode
一旦ログアウトして再度ログインすると、「かな」キーでSolarisATOKをON/OFFできるようになる。再度ログインするとき、.Xmodmapファイルを読み込むかどうするかのダイアログが出るかもしれない。その時は、”読み込む”ようにする。 他のキー(VMware FusionホストであるMacやゲストであるSolarisの操作に支障がない範囲で)でATOKをON/OFFしたければ、/usr/X/demo/xevというコマンドを実行し、キーコードを調べればよい。