VMware Player 2.5.2はUTF-8を要求するようだ。
一度保存した日記だが、書き足らないところがあったので書き直し。
VMware Player 2.5.2(厳密にはどのバージョンからかは不明) for Linuxは日本語エンコーディングにUTF-8を要求(期待?)する。
これまでdebianをLANG=ja_JP.EUC-JPで利用してきた。
従来のUNIX/Linux系資産が全てEUCのため、他のディストリビューションに移れないでいたのだ。作成してきた文書などもそうなのだが、
今だに、ktermやjless、それにemacsも23が出るまではmule-ucsを使用しないと基本はUTF-8が使用できない、などなど。そんなものをメインで使用しているのだ。
また、WindowsはXPでの、見た目の資産は全てsjis(内部処理は、Unicodeの一種らしいが)で利用してきた。VMware Workstationも使用してきたのだが、金銭的問題でWindowsホスト用しか持っていないため、Windows XP上で利用してきていた。
なので、Debian5 lennyがリリースされてからも、ja_JP.EUC-JPエンコーディングで使用してきた。
で、
これまでLinuxマシンでは、VMware Serverしか使用していなかったので気がつかなかったのだが、ホストOSがLinuxのVMware Playerは、いつのまにか日本語のエンコーディングがUTF-8でないとインストールすらできないことになっていた。
原因は、VMware Playerの使用しているpythonがUTF-8エンコーディングを期待しており、EUCではエラーを吐いてしまう、というところにあった。
仕方がないので、gnome-terminalを利用して、端末の入出力文字エンコーディングをUTF-8にしておいて、そのターミナル上で
$ su -
# export LANG=ja_JP.UTF-8
# export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
としてから、
#
と実行することで、インストールすることができた。
ふぅ。
UbuntuやRedHat、SUSE、またDebianも標準の日本語エンコーディングはUTF-8。UNIX/Linuxの世の中は日本語エンコーディングがUTF-8標準になってきていることを、今頃になって、改めて実感してしまった。。。