Debian 4のデスクトップ環境によるVMware NATネットワークの不可思議な現象
Debian GNU/Linux 4.0(Etch)をThinkPad X40で使っている。
EtchをホストとしてVMware Workstation 5.5.5 build-56455を動作させ、NATネットワークを使用して
Windows XP ProとSolaris 10 8/07をゲストOSとして動作させている。
VMware NATネットワークでは、ちょっと特殊なDHCPを動作させている。
VMwareがNAIネットワークvmnet8に使用するDHCPは/etc/vmware/vmnet8/dhcpd/dhcpd.confの設定をコメントアウトして停止させている。そして、VMwareホストetchで、vmnet8に対してdhcp3-serverとbind(9ではなく、8)を協調動作させることで、NATネットワーク内にDinamic DNSなDHCP環境を構築している。Windows XPもSolaris 10も、これらのDHCPクライアントとして動作している。
このとき、Etchのデスクトップ環境によって、ゲストOSのネットワークが安定したり、不安定になったりする。
デスクトップ環境GNOMEやXfceでEtchにログインし、ゲストOSを動かすと、ホストOS外のネットワークに問題なく接続できる。たとえば、ゲストOS上でfirefoxによるWEBサイト閲覧やメールの送受信、ssh、また、dig(DNS情報確認)やpingなど、問題なく動作する。
しかし、IceWMでEtchにログインすると、上記デスクトップ環境では使えていたVMware NATネットワーク外へのネットワーク接続が不安定になる。
原因不明。