Linux Zaurusでemacs 23.1 - 使用時の補足

emacs 23.1は、通常の*nix、例えばDebian GNU/Linux 5.0 lennyやSolaris10では、coding systemを自動判別してくれる。このため、emacs 22の時に$HOME/.emacs.elに設定していた設定を省いて使用していた。

のだが、Linux Zaurusの場合は、そうは行かなかった。キャラクタセットの判別ができないライブラリかなにかなのだろう。全体的に、今時のOSディストリビューションに比べると、古いライブラリを使用しているし。

ということで、以下の設定が必要。(Linux Zaurusは、デフォルトロケールEUCなので、以下のようになる。)

(set-language-environment 'japanese)
(setq prefer-coding-system 'euc-jp-unix)
(set-buffer-file-coding-system 'euc-jp-unix)
(set-file-name-coding-system 'euc-jp-unix)
(set-terminal-coding-system 'euc-jp-unix)
(set-keyboard-coding-system 'euc-jp-unix)

なお、ついでに書いておくと、emacs 23.1では、embedded-konsoleや、TeraTermでログインして使う、端末からの使用時も、ファンクションキーカスタマイズがウィンドウ版と同様にできるので便利。
例えば、

(global-set-key [f2] 'split-window-vertically)

と記述するだけで、F2キーを押すと、端末内のemacsウィンドウが縦に二分割される。以前はキーの部分を"\C-[[12~"などと、実際に端末に入力されるキーストロークを記述する必要があったので、かなり便利になった♪